はじめに
こんにちは、イチノセです。
スマホを買い替えたときに、まず悩むのが「データの引き継ぎ、どうしよう…?」という問題。
LINEのトーク履歴や写真、アプリ…何をどうやって移せばいいのか、私も最初はすごく迷いました。
しかも、
- iPhoneからAndroidへ変えた
- 機種は同じだけどメーカーが違う
など、パターンによってやり方がちょっとずつ違うのもややこしいんですよね…。
この記事では、
iPhone・Androidどちらの移行もカバーしながら、できるだけわかりやすく手順を紹介していきます。
難しい言葉はなるべく使わず、「今ここで何をすればいいか」が一目でわかるように書いたつもりです。
こんな人におすすめの記事です
- 新しいスマホに買い替えたばかりの方
- iPhone⇄Androidの引き継ぎが不安な方
- スマホにあまり詳しくないけど、自力でやってみたい方
「スマホ2台あるけど、何から始めたらいいの?」
「iCloudとGoogleアカウントってどう関係するの?」
そんな疑問にも、ひとつずつお答えしていきますね。
ではさっそく、まずは準備編から見ていきましょう!
準備編|まずはやっておきたいこと

スマホのデータ移行は、「いきなり始める」と意外とつまずきがち。
まずは事前にやっておくと安心な準備を紹介します。
① 移行元と移行先、両方のスマホを手元にそろえる
これは基本中の基本ですが、「今まで使っていたスマホ(旧端末)」と「これから使う新しいスマホ」の2台を手元に置いて作業します。
BluetoothやWi-Fiを使って直接やり取りする場面もあるので、なるべく充電しておくことも大事です。
② ネット接続を確認する(Wi-Fi推奨)
データの移行中には、アプリの再インストールやクラウドとの同期が発生します。
通信が安定していないと、途中で止まってしまうことも…。
できればWi-Fi環境で作業するのが安心です。
③ 使っているサービスをざっくり把握しておく
スマホの中にはいろんなデータがありますよね。
- 写真・動画
- LINEなどのチャット履歴
- アプリの設定やゲームの進行状況
- 電話帳・カレンダー
- メモ帳・ToDoアプリ
「どれを移したいか?」を整理しておくと、作業中に迷いません。
また、
- iPhoneなら→iCloud
- Androidなら→Googleアカウント(Gmailなど)
を使っていることが多いので、ログイン情報を確認しておくのもおすすめです。
ここまで準備ができたら、いよいよ実際の移行手順に進んでいきます。
次は「iPhoneからiPhone」→「AndroidからAndroid」→「iPhoneからAndroid」など、
パターン別にわかりやすく見ていきますね!
手順①|iPhoneからiPhoneへのデータ移行
iPhone同士の機種変更は、Appleが用意してくれている機能がとても充実しているので、初心者でも比較的かんたんです。
ここでは代表的な2つの方法を紹介します。
方法①:クイックスタートで移行(おすすめ)
✔こんな人におすすめ
- 2台のiPhoneを手元に持っている
- どちらもある程度充電されている
- 新しいiPhoneを初期化されている状態で使う
手順:
新しいiPhoneに「クイックスタート」の画面が出ます。
青いもやもやした丸が表示されるので、旧iPhoneでスキャン。
古いiPhoneの設定をそのまま引き継ぐことができます。
どちらでもOKですが、時間があるなら「iPhoneから転送」がおすすめ。アプリや写真も丸ごとコピーされます。
データ量によっては30分〜1時間ほどかかることも。
終わるとまるで同じ中身のiPhoneがもう1台できあがります。
方法②:iCloudバックアップから復元
クイックスタートが使えない場合は、iCloud経由でも移行可能です。
手順:
🐽ワンポイントアドバイス
- LINEや一部のアプリは個別に引き継ぎ設定が必要な場合があります(LINEは「アカウント引き継ぎ設定」がおすすめ)
- クイックスタートの方が、写真・アプリ・設定がそっくりそのまま移るので初心者向き
手順②|AndroidからAndroidへのデータ移行
Android同士での機種変更は、メーカーやOSのバージョンによって少し画面が違うことがありますが、
基本的には「Googleアカウントの同期+専用アプリ」で移行できます。
ここでは代表的な方法を紹介しますね。
方法①:Googleバックアップで移行(Android標準機能)
✔こんな人におすすめ
- 普段からGoogleアカウントを使っている(Gmailなど)
- アプリや写真、設定など一通り引き継ぎたい
- なるべくシンプルに済ませたい
手順:
「設定」→「システム」→「バックアップ」から確認できます。
「Googleドライブへのバックアップ」がオンになっていればOK。
Wi-Fiに接続したあと、「前の端末からのデータコピー」が表示されます。
機種によってはUSBケーブルでの直接接続も可能です。
旧端末に確認メッセージが出るので、「許可」や「次へ」をタップ。
認証が済むと、自動的にバックアップされたデータの復元が始まります。
アプリ・電話帳・写真などが一括で復元されます。
方法②:メーカー別の「データ移行アプリ」を使う
Androidにはメーカー独自の移行アプリもあります。
機種に応じて、以下のようなアプリが用意されています。
メーカー | 専用アプリ名 |
---|---|
Samsung | Smart Switch |
Sony | Xperia Transfer 2 |
Sharp | データコピー(または「データ移行」) |
Google Pixel | デバイス同士のコピー機能 |
手順の流れはだいたい同じです:
- 新旧どちらのスマホにもアプリをインストール
- 指示に従ってケーブル or Wi-Fiで接続
- 移行したいデータを選んでコピー
🐽ワンポイントアドバイス
- Googleアカウントでの同期が基本軸なので、事前にバックアップ状況を確認しておくのが安心です
- 写真・動画は「Googleフォト」、
**音楽やファイルは「Googleドライブ」や「ファイルアプリ」**に保存しておくとさらに確実
手順③|iPhoneからAndroidへのデータ移行
「iPhoneからAndroidに乗り換え」って聞くと、「なんか難しそう…」って思いがちですが
最近はGoogleも移行用ツールを整えてくれていて、意外とスムーズにできます。
方法①:Googleの「iOSからの移行」ツールを使う(公式おすすめ)
✔こんな人におすすめ
- はじめてAndroidに乗り換える
- 写真・連絡先・メッセージなどをまとめて移したい
- 簡単な操作で済ませたい
手順:
Wi-Fiに接続後、「データのコピー」画面が表示されます。
iPhoneとAndroidをLightningケーブル+変換アダプターなどで直接つなぐ、またはWi-Fi経由を選択
チェックボックスで選べるので、必要なものだけ移せます。
データ量により、数分〜30分ほどかかる場合もあります。
方法②:Googleドライブ経由でバックアップ→ログイン
写真や連絡先などは、iPhoneでGoogleドライブにアップロードしておくことで、
Android側で同じGoogleアカウントにログインすれば引き継げます。
手順:
🐽ワンポイントアドバイス
- LINEは引き継ぎ設定がとても重要です
→ 機種変更前に「アカウント引き継ぎ許可」をオンにしておきましょう
→ iPhone→Android間ではトーク履歴が完全に移せないこともあるので注意! - iCloudに保存されているデータ(メモ帳・Safariのブックマークなど)は、移行できないこともあります
→ 必要なものは事前にメモしておくと安心
おわりに|大丈夫、やってみれば意外とカンタンです
スマホのデータ移行って、やる前はちょっと不安になりますよね。
「本当に移るのかな?」「失敗したらどうしよう…」って、私も最初はドキドキしました。
でも実際にやってみると、
必要なのは“ちょっとした準備”と“落ち着いて順番通りに進めること”だけ。
AppleもGoogleも移行しやすい仕組みをどんどん整えてくれているので、
昔に比べると本当にラクになりました。
✔ 今日のポイントをおさらい
- iPhone→iPhone:クイックスタートが簡単でおすすめ
- Android→Android:Googleバックアップ+メーカーアプリが便利
- iPhone→Android:Googleの移行ツールで基本的なデータはOK、でもLINEなどは個別対策が必要
「スマホのことはよくわからない…」という方も、
この記事の内容を参考にすれば、きっと自分でスムーズに移行できるはずです。
今後もスマホ設定やガジェットのお悩みを、
やさしく・ていねいに解説していけたらと思っています。
もしよかったら、他の記事も覗いてみてくださいね。
ではでは、イチノセでした!
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